第20回騒音障害防止研究会(無事終了いたしました)

会 場第92回日本産業衛生学会(名古屋国際会議場)

 

第16会場(2号館3階 会議室231)

URLhttps://www.congre.co.jp/sanei92/index.html
日 時2019年5月23日(木)13:30~15:00
参加者67名
テーマリスクアセスメントに基づく騒音障害防止対策
概要日本では、「騒音障害防止のためのガイドライン(平成4年
10月1日付基発第546号、以下、ガイドライン)」に基づき、
作業環境測定によるリスク評価と健康診断に基づく健康管理が
行われている。
ガイドライン制定から4半世紀以上、改訂なく経過している。
化学物質にみられるように、リスクアセスメントは、個人の
方向にシフトしてきているが、騒音については、作業環境と
いう「場」の管理だけを実施している。
海外では、聴力保護プログラム(Hearing Conservation
Program)というリスクマネジメントシステムを導入することの
推奨、個人のリスクアセスメントに曝露計を用いること、
雇い入れ時の聴力からどれだけ低下したかを表すStandard
Threshold Shiftの利用など、新しい聴力保護の考え方が
採用されている。
国内では、聴覚保護具(防音保護具)のJIS規格も改訂中であり、
現場の騒音に対して、より適切な保護具の選択が可能になる。
このような現状に対して、これから日本はどのような騒音障害
防止対策を実施していくのが好ましいのかを、歴史的な視点も
加えて、経験豊かなパネリストを迎えて議論する。
座長
演者
座長:井上仁郎(産業医科大学 産業生態科学研究所 産業保健管理学)
演者:伊藤昭好(産業医科大学 産業保健学部 安全衛生マネジメント)、
佐々木直子(三菱ふそうトラック・バス株式会社)、
中原浩彦(JXTGエネルギー株式会社)、
和田哲郎(筑波大学 医学医療系耳鼻咽喉科)、
【指定発言】近藤充輔(近藤労働衛生コンサルタント事務所)
資料伊藤昭好中原浩彦近藤充輔和田哲郎