第13回騒音障害防止研究会(無事終了いたしました)

会 場 第88回日本産業衛生学会(大阪市)
住 所 〒530-0011 大阪市北区大深町3-1
日 時 2015年5月14日(木)15:25-16:45
会 場 コングレコンベンションセンター F会場(委員会会場)(ルーム6)
URL http://convention.jtbcom.co.jp/jsoh88/
内 容 テーマ:聴力保護プログラム(Hearing Conservation Program)

(1)Hearing Conservation Programの概要について
佐久間卓生(産業医科大学 産業生態科学研究所 産業保健管理学)

プログラムの構成項目は、大きく次のように分類される。

①騒音ハザードの特定とリスク評価、②工学的な騒音対策の検討、③防音保護具の使用、

④訓練と教育、⑤聴力検査。各々についてどのような取り決めをするべきかに触れていき、

プログラムの全体像を概説する。

(2)騒音性難聴防止プログラムの企業での実践事例
中原 浩彦(東燃ゼネラル石油株式会社 川崎工場 環境安全部)

米国の騒音性難聴防止プログラムの企業での実践事例を紹介する。プログラムは、

屋外も対象に含めており、1) ドシメーターを用いた個人ばく露測定に基づくリスク

アセスメントおよび特殊健診によるフォロー、2) 高騒音場所での保護具着用ルール、

特に、95dBAを超える高騒音場所での二重保護具着用の徹底が大きな柱となる。

発表では、具体的な事例を多く交えながら紹介する。